本日のテーマは足場の資格にはどんな種類があるの？

足場会社での資格取得！
こちらの内容を情報発信をさせて頂きます。
皆様は既知のことかと思いますが、従業員の方や、
これから雇入れる方には是非取得して頂きたい資格になります。

◆足場の資格の種類
足場の資格に関するものは、組立･解体に従事する上で重要な資格です。
Ⅰ.足場の組み立て等作業従事者特別教育
足場の組み立て･解体･変更の作業を行う人が受講していないといけない資格です。
※特別教育を受けていない人は、足場の組立て等の作業ができません。
未受講のまま作業させると罰則の対象となりますので、全員取得が必要です。

Ⅱ.足場の組立て等作業主任者
つり足場･張り出し足場又は高さが5ｍ以上の足場の組立て・解体又は変更を行う現場で、
指揮監督を行う際に必要な資格になります。
労働安全衛生法に定めらた国家資格で、『足場の組立て等作業主任者技能講習』を終了する事で、
取得が可能です。3年以上足場作業に従事すると受講資格が得られます。

Ⅲ.足場の組立て作業主任者能力向上教育
足場の組立て等作業主任者が次に目指すと良い資格となります。
労働安全衛生法では、作業主任者の資格所有者はこの資格も取得することが定められています。
受講資格は作業主任者の資格を取得してから5年経過している人です。

Ⅳ.とび技能士
職業能力開発協会が主催している、とびに関する技能を認定する資格です。
とび作業の段取り、仮設建設物の組立てや解体、掘削、土留めや地業など、
とびに関する能力を認定していきます。
技能試験は1級~3級がありいずれも実技試験があります。

その他にも建築物等の鉄骨組立て等作業主任者という資格もございますが、
少々長くなりそうなので、機会があればご紹介させて頂きます。
有意義な情報発信を心がけてまいりますが、既知の事も多いかと思います。
制度や情報の再認識としても拝読頂けると幸いです。
ではまた次回・・・・
次回のテーマは『安全運転管理者の選任義務』についてお伝え致します。